2014年2月3日月曜日

最近話題のB2Bスタートアップ調査(海外版)

ソーシャルメディアなどのC向けサービスは自分が利用する機会もあり、わかりやすいのですが、B2B向けサービスは業務の中で使う機会が無い限りはなかなか知る機会がありませんね。
ただ、各メディアにおいて、B2Bスタートアップの話題を聞く機会が最近多かった気がするので、注目を集めている企業を厳選して調べてみました。
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最近話題の企業向けファイル共有サービスを提供している会社で、200,000社以上の企業が利用しておりP&Gやレッドブルなどのグローバル企業が顧客となっているようです。
iOSアプリの最新版をダウンロードすれば無料ストレージ50GBということで最近使い始めました。まだ利用してそれほど期間が立っていないですが、非常にユーザビリティが高く、ストレス無く利用できるイメージです。
最近の日経新聞でも取り上げられていましたが、伊藤忠テクノソリューションズや三井物産などの企業から合わせて1億ドルという金額を調達しています。2005年からサービスが運営されており、結構歴史が長いサービスなんですね。
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zendeskはクラウドベースのヘルプデスク管理ソフトです。変わったキャラクターですね・・・。
2007年にデンマークで創業し、現在では3万社以上のお客様がいて、360名の従業員いるそうです。顧客としては前述のboxやevernoteなどのIT企業からディズニーといったような大企業まで幅広いです。
CEOのミッケル・スヴェーン氏が日本で講演を行った記事のなかで、
「最初の顧客はアイルランドの通信会社で、2社目はテキサスのコンビニチェーンだったそうです。最初から営業スタッフを雇って訪問するやり方は考えておらず、グローバルに展開しようと考えていました。」
と発言をしていますが、このあたりはB2Bのクラウドサービスは世界展開を前提としてサービスを行っていくことが必要だということを実感しますね。
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先日VMWareが買収を発表したモバイルセキュリティの会社です。
2003年に設立され、現在は米国アトランタに拠点を置き、6000社以上が利用しているそうです。スマートフォンなどのモバイルデバイス、アプリケーションのセキュリティサービスを提供しています。
VMWareは15億ドルほどで買収を行っていますが、2013年の時点で、シリーズAで2億2500万ドルを調達しており、評価額は10億ドル程になっていました。

まずは、海外企業をまとめましたが、次回は国内の企業を調べてみます。
3社とも00年の半ばに会社が設立されており、着実に顧客を増やし、企業価値を上げてきた企業であり、最近になって資金調達やM&Aで話題になったというところが共通していますね。
B2Bは競合との競争はありますが、世の中の流れやネットワーク外部性などの影響を受けにくく、着実に良いサービスを提供していれば、より多くの顧客を獲得し、長期的な視点で世界に影響を与えられるという良さがあるのではないでしょうか。

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