成功と言ってもいろいろな定義があると思いますので、
今回の成功とは「短期間で業績を拡大すること」と定義しましょう。
ざっと下記のような特徴があるのではないでしょうか。
・商品の利益率、単価、LTVが高いこと
・他社が持っていない技術やリソースがあること
・創業メンバーが業界の出身者
■商品の利益率、単価、LTVが高いこと
事例:SEO(フルスピード、Speeeなど)、ASP(ファンコミュニケーションズ、バリューコマースなど)
コンシューマ向けに比べてB2B事業のビジネスが良いところは、
単価が高いという部分があると思います。
それ以外にも利益率やLTV(顧客生涯価値)が高い事業は
1度顧客を獲得するとある程度の利益が見込めるため、
事業が安定するのではないでしょうか。
こういったB2Bの特徴を活かしている会社が成長しているということですね。
■他社が持っていない技術やリソースがあること
事例:ユーグレナ、Sansan
他社が持っていない技術やリソースがある→高い単価、LTVになる
ということもあるかもしれませんが、
競争が激しいスタートアップにおいて自分たちの強みに集中した事業を行うのが大事ということですね。
事例に上げた2社はどちらかというとニッチな分野を攻めてますね。
(ユーグレナはミドリムシのの研究開発、製造、販売、Sansanは名刺管理サービスです。)
また、技術やリソースへの投資が必要なため、
黒字化するのに時間がかかる部分もあるかもしれません。
■創業メンバーが業界の出身者
事例:オーセンス、ライフネット生命保険
このあたりには事例の企業からもわかるように
士業や保険というようなスタートアップが参入しにくいような
業界が多いのではないでしょうか。
このような業界は参入障壁が高く、
スタートアップが進出できず、新陳代謝が進んでいないため、
参入できればチャンスがあるのではないでしょうか。
ざっとまとめてみましたが、「必ずしもB2Bに限った話ではない」
というツッコミは勘弁して下さいw
あくまでもB2B事業の視点という意味でご理解いただければと思います。
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