2014年7月19日土曜日

今後5年間に起きると思われる変化を考えてみた

大きな事業をやるにあたって、
将来に実現される世の中を予測した上で、
そこで必要とされるものを考えるというのは一つの手段ではないでしょうか。

自分なりの5年というスパンで予測される世の中の変化を考えてみました。
逆に5年前の2009年を振り返って5年という単位でどれくらい世の中が変わるのか
というのが一つの基準になっています。

2009年といえば自分が社会人1年目になった年で
初めてのスマホでiPhone3GSを購入した年です。
僕は割りとアーリーアダプターの方だと思いますので、
スマホがそれほど普及していなかったということですね。

1週間くらい考えた中で5年というスパンにおいては、
下記の変化が考えられるのではないでしょうか。

  • ウェアラブルデバイスの普及
  • 少子高齢化・日本の労働人口の減少
  • 個人間取引の増加
  • 訪日外国人、海外渡航日本人の増加
  • 女性の社会進出、収入の増加
  • 地方衰退、都市への集中
  • 人工知能、ロボットの実用化
  • 宇宙開発
  • 東南アジア、中国の経済発展
それぞれに関して以下で簡単な考察をしていきたいと思います。


  • ウェアラブルデバイスの普及
これはスマホの5年の変化を見ても、可能性が高いのではないかと思います。
おそらく今年中にはアーリーアダプターと言われる人の多くが
Google GlassやAndroid wear、iWatch(未発表)などを所有するようになり、
5年後には多くの人が何かしらのウェアラブルデバイスを利用しているでしょう。

  • 少子高齢化・日本の労働人口の減少
これは日本国内においては非常に大きな問題だと思います。
出生率は上がらず、若い人が減っていきます。それによって日本のGDPや競争力は低下していくでしょう。
これを解決するには、先日孫社長が法人向けの発表会で発言していたようなロボットなどの
イノベーションが必要になってくるでしょう。

  • 個人間取引の増加
これはここ5年間で大きく変化があったわけではないかもしれまえんが、
AirBnBやクラウドソーシング、CtoCのフリマアプリなど
デバイスの進化にも伴い、確実に伸びている分野です。
5年後には規模や個人間取引の種類は確実に増えているのではないでしょうか。

  • 訪日外国人、海外渡航日本人の増加
訪日客に関しては、日本政府が2020年を目標に2000万人という明確な数値を置いており、
足元でも昨年初めて1000万人を超えたということで、確実に増えています。
また、海外渡航や海外滞在はLCCの普及などもあり、自分の周りで増えている実感があります。

  • 女性の社会進出、収入の増加
ここ5年間でどれだけの変化があったかはわからないのですが、
肉食女子など女性がより積極的になり、ビジネスの世界でも重要なポジションに就くようになっている流れはあります。
実は、自分たちの身の回りの変化としては、結構影響が大きいのではないでしょうか。
また、それが進むかどうかはクオーター制などの政府の政策の影響も大きい部分です。

  • 地方衰退、都市への集中
これは地方出身の自分としては非常に実感している部分です。
地方からの人口流出(特に若い人)のながれは止まらず、地方の経済は衰退しています。
一つは仕事が見つからないことが大きいのではないでしょうか。

  • 人工知能、ロボットの実用化
先ほどのソフトバンクの法人向け発表会でも孫社長が言っていたようにロボットはまだまだ非常に可能性がありますね。
また、自動運転などの既存の製品が人工知能を搭載されることで、大きな進化をすることが考えられます。
ただ、法律や人間の心理的なハードルもあり、5年間でどれだけ広がるかはなかなか難しいところです。

  • 宇宙開発
調べてみて驚いたのはスペースXの設立は2002年なんですね。
そうすると5年スパンではなく10年くらいのスパンで見るべき分野なのかもしれません。
ただ、ベンチャー企業でも宇宙関連の事業を行っているように、
5年のスパンで見ても可能性がある分野です。

  • 東南アジア、中国の経済発展
5年前は東南アジアや中国で働いている知り合いはいませんでしたが、
今や多くの知人が東南アジアや中国で働いています。
特に自分は2010年から東南アジアの不動産に関連する仕事を新規事業で立ち上げたので、
非常に注目しています。
中国は規制などもあり、ハードルが高い気がしますが、
東南アジアは割とオープンで親日の国も多いので非常に可能性があるのではないでしょうか。

以上です。
ざっとまとめてみましたが、見落としている部分などがあればご指摘ください。
ビジネスチャンス、社会的な影響の大きさ、起きる確率などの軸で
事業としての可能性を考えてみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿